SSブログ

相続土地国庫帰属制度:自分で申請してみた(1) [相続土地国庫帰属制度]

そんなわけで昨年9月ごろから法務局のHPをちょくちょくチェックしていました。

ド素人なもので、必要書類に書かれている名前を見てもどんな書類なのかさっぱり…。
代理申請は可能なのか調べてみたところ
代理申請できるのは弁護士、行政書士、司法書士さんのみで、
相場はだいたい
申請1件につき20万円、法務局への相談時は別途費用がかかる となかなかいいお値段。

これに加えて許可されたら20万円と審査料がかかるわけで…。
そんなにお金ない[もうやだ~(悲しい顔)]


妹が測量会社で働いているので自分で申請できないか聞いてみたところ
「できそうな気がする」というので、代理申請は依頼せず、
妹に教えてもらいながら自分で申請してみることにしました。


まずは、法務局に行って、
【相続土地国庫帰属制度のご案内】という黄色い冊子をもらってきましょう。
(法務局HPにもPDFがあります。)
ここに、申請書の書き方、必要書類が記載されています。


<申請書>
 ・法務局HPから申請書をDLして作成。(Wordまたは手書き)
  不明なところは相談時に確認しましょう。
  ちなみに、うちは書類により申請地の所在がビミョーに違っていたのですが、
  【登記簿の所在、地番を記載するように】と言われました。

  あと、申請書フォーマットのレイアウトがいまひとつとしか思えないのですが、
  【本文中】の一番上にページ番号が記入されています。
  このため、任意提出その他欄などにたくさん記入すると、ページ区切りとページ番号がずれていく…[たらーっ(汗)]
  (なぜページ番号をヘッダーかフッダーに入れないのかナゾなのですが…)

  ページ区切りとページ番号がずれるのは好ましくないそうなので
  ページ内の改行を削るとかして、ページ区切りとページ番号がずれないように頑張りましょう。


<用意したもの>
 ・カラー杭(ホームセンターで購入。4本で1500円くらいだったかな)
  雑草で埋もれる可能性があったのでなるべく長めのものにしました。
  境界部分にコンクリート杭がありましたが、目立つようにカラー杭を横に打ち込みました。

 ・現地写真
  ①土地の形状がわかるような写真(遠景、近景)
  ②境界がわかるような写真(カラー杭とコンクリート杭両方を入れた写真)

  ①②いずれもスキャンして見本のように境界線を記入。
  必須書類(2)(3)の書類として使用。

  朝6時に家を出て、3時間かけて写真を撮りに行きました…[あせあせ(飛び散る汗)]

 ・公図(登記簿付図をスキャンして加工)
  該当土地部分を赤枠で囲い、境界①~④を入力。
  必須書類(1)の土地の位置、範囲がわかるようにするための書類として使用。

 ・登記簿全部事項証明書(法務局かネットで取得)
  相続したことが記載されているため任意書類として提出

 ・固定資産税評価証明書(土地がある市役所で取得)
  任意書類ですができれば添付してほしいと言われたため添付。
  私が申請する土地の市役所ではネットや郵送では取得できないと言われました。

 ・印鑑証明書(居住地の市役所などで取得)

 ・土地購入時にもらった手持ちの図面などのコピー

--- ここまで揃えると申請書と提出書類が作成できるので作成してみましょう。 ---
(土地の状況により必要書類が変わる可能性があります。上記はあくまでも一例ということで)

--- 以下は提出までに準備 ---

 ・収入印紙:14000円(審査料)(法務局か郵便局で購入)
  コンビニでは買えないので注意してね。
  対面相談を受けるなら、法務局訪問時に購入してしまうのがおすすめ。

 ・レターパックプラス(赤)
 ・返信用封筒
 ・切手(84円)
  直接当該土地の法務局に提出する方は不要ですが、
  遠方のため郵送で提出する場合はこれらが必要になります。
  レターパックプラスでなくても書留でもOK。
  返信用封筒は受付証の返送のため。
  封筒に自分の住所、名前を記載し、切手を貼って提出書類と一緒に送る。


(つづく)
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。