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7人くらいの兵士<ちょっとネタばれあり> [映画・舞台]

さんまさんと生瀬さんの舞台、7人くらいの兵士を観てきました。
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/15_seven.html

場所はシアターコクーン。

19時開演だったので何か食べないとお腹すいちゃう。
でもあんまりお腹空いてないし、
どっか入ってゆっくり食べるほどの時間はない。

近くのコンビニでサンドウィッチを買って、人が少なそうな
オーチャードホール前で食べようかと歩いていたら
ホール前に長蛇の列。

女性率高め。
しかも着物やらキラキラ系のドレスやらと、めっちゃ着飾った方多し。

人でごった返す中、座れそうな場所を見つけたのでモグモグ食べていると、
運転手つきの高級車から社長らしき方(スーツの胸ポケットにチーフが入ってる)、
外交官ナンバーの車からは、どピンクの服を来たどっかの国の外交官の奥様とそのお子様、
黒塗りのセンチュリーからは秘書をつれた衆議院議員の高村さん
まで降りてくるではないですか。

なんの公演?と思い調べてみると…。

東日本大震災復興祈念チャリティ・バレエ
第3回グラン・ガラ・コンサート 私たちはひとつ!!
だそうで。

特別出演:二山治雄(「ローザンヌ・バレエ・コンクール」優勝者)
出演:田北志のぶ(キエフ・バレエ)
   マリア・アラシュ(ボリショイ・バレエ)
   アレクサンドル・ヴォロチコフ(ボリショイ・バレエ)
   イーゴリ・コルプ(マリインスキー・バレエ)
   アンドレイ・エルマコフ(マリインスキー・バレエ)
   エレーナ・エフセエワ(マリインスキー・バレエ)  他

ワタシは存じ上げないのですが有名な方々なのかしら???

バレエって見たことないんですが、こんなにおしゃれしてみるものなんですねぇ。
ワタシには一生縁がないかもしれません…。




さて、さんまさんの舞台。
CM150722-22105900101.jpg

15年前にさんまさんと生瀬さんが行なった初めての舞台の再演だそうで。

出演者は
明石家さんま、生瀬勝久、内田有紀、中尾明慶(Wキャスト)
山西惇、温水洋一、八十田勇一、森田甘路、須賀健太
中村育二、恵俊彰(Wキャスト)
で、この日は恵さんの出演回でした。

戦時中に実際に存在した「わらわし隊」をモチーフにかかれた悲喜劇。
笑いあり、ほろりとさせられる場面あり。

<以下少しネタばれありなので、読みたくない方はスルーしてくださいマセ>










とある過去から、さんまさん演じる水嶋を殺そうと目論む生瀬さん演じる木下兵長。
暴発させるよう仕組んだ銃を水嶋に渡した木下兵長ですが、
アドリブ満載で水嶋はなかなか銃を打ってくれない。(笑)

生瀬さんが、
「頼むから(銃を)打ってくれ。そうしないと(芝居が)先に進まない」と懇願すると
さんまさんが
「電車があるうちに終わればいいねん。」なんて言い返したりして先に進ませないし、
アドリブで疲れ切った生瀬さんが
「声がもったいない」と必死に訴えてました(笑)

どこからがセリフでどこからがアドリブなんだかわからないぐらい。
他の出演者の方も突っ込みのタイミング、ばっちり。
温水さん、頭はたかれすぎで大丈夫かちょっと心配になっちゃったけど、
めっちゃ笑いました。

ただ戦争の話なので悲しい部分もあるこのストーリー。
後半、次々と敵に突撃していくシーンなのに、大きな声で笑っている人もいて
なんでここで笑えるんだろ?って思っちゃった。

さんまさんは連日の公演でしゃべりすぎなのか
もともとかすれ気味の声がさらに枯れていて、
ちょっと聞きづらい部分があったのが残念。
それでも後半は持ち直してましたけどね。



座席は中央で見やすくてとてもよかったのですが、周りが最悪。

その1:隣のおじいちゃん。

入れ歯なんだと思うけど、口臭キツイ(*゚o゚*)~゚

これまで見た舞台だと、ここまで笑う場面連発じゃないので
あまり気になったことがなかったのですが
今回は大笑いするシーンがたくさんあったので、口あける回数が多かったのよね…。

膝に抱えたパンフをリズムを取るように指で何回もたたいたり、
何回もパンフを丸めたり、伸ばしたり、握り直したり。
ご本人は意識してないんでしょうけどねぇ…。

その2:後ろの(デブ)ババア。
公演中に、ビニール袋に入れた水筒を取り出し飲み始めた。
(中は飲食禁止なんだけどなー。)

ビニールの音がシャカシャカするわ、水筒には氷が入っていたようで
氷が水筒にあたりカランカラン音がするわ。

その後も飴なめようとしているのかティッシュを取り出しているのか知らんが
何回もビニール音がシャカシャカ鳴りつづけてる。
しかも全く悪気なく、長い時間平気でやりやがる。
ただでさえ、さんまさんの声がかすれて聞こえにくいのに
途中シャカシャカ音でセリフが全く聞こえなくなっちゃった。

何回もジロっと振り返ってやったのですが、
気づくのは隣の人ばかりで本人は全く気が付いてねー。
しかも気づいた隣の人はそのババアのツレなのに、何も言わない。

今回ばかりは
このクソババア、マジ、コ○ス!
とオモタ。(お下品で失礼)

たぶん本人の耳にはそんなに聞こえないんでしょうが、
あーゆーところって座席に段差がついている分、
胸元や膝上での音って、前の席の人の耳元で聞こえるんですよね。


途中でBGMが大きくなったりしたときや休憩時間でもあれば
文句言ってやろうかと思ったんですが
今回の公演は大音量BGMは時間が短かったし、
休憩なしの3時間ぶっ続け。


あんまり頭に来たので帰りにも睨みをきかせてやりましたが、
結局本人が気づくことはありませんでした。

劇場も、「公演中は前のめりで鑑賞しないでください」
ってアナウンスは何回もしてましたが、
前にここで舞台見たときも
ビニールのカサカサ・シャカシャカ音うるさかったんだよね。

基本的な観劇マナーがないやつが観劇するのもどーかと思うが
知らない人がかなりいるのも事実。

頼むから
「ビニールなどを触ると音が響くので控えてください。」
っつーアナウンスも入れてくれー。

せっかくいい舞台だったのに、周りのせいで台無しだったわ(怒)

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舞台:PLUTOを観に行ってみた<ネタバレ> [映画・舞台]

<少しネタバレがありますので、読みたくない方はスルーしてください>


永作博美ファンのダンナがチケットを取っていたらしく、
2人で舞台:PLUTOを観てきました。

原作は漫画家:浦沢直樹さんのの漫画。
主演は森山未來くん。
脇を固めるのは永作博美さん、柄本明さん、松重豊さん、寺脇康文さんなどなど錚々たるメンバー。

今日のチケットは完売のようで当日券での立見が出ていました。

Pluto01.jpg

浦沢直樹さんのマンガは
20世紀少年やBILLY BATなどをモーニングで読んでいたのですが、
正直言うと話が複雑で、読んでいる途中でわからなくなってしまい
いつの間にか読むことからフェードアウトすること多数…。

そんな浦沢さん原作なので、あまり期待していなかったのですが
いい意味で期待を裏切られました。

まず役者さん。
この作品の主役は絶対に森山未來以外には務まりません!

彼が去年1年間、文化交流使としてイスラエルに行っていたことは知ってましたし
先日OAされていた「踊るアホウ」も見ていたのですが、
その彼のダンスや表現力の素晴らしさを目の当たりにしました!

脇を固める役者さんたちもさすが。
愛、もどかしさ、苦しみ、悲しさなど存分に伝わってきました。
永作さんは森山くん演じるアトムの妹(ウラン)役と、
寺脇さん演じるゲジヒトの妻(ヘレナ)の2役だったのですが、
同じ人が演じているとは思えない程。

そして何よりもすごいのが
黒子ならぬ白子(しろこって言うのか?)のダンサーのみなさん。
ダンスもすばらしいのですが、
この方たちが舞台装置の重要な役割を担っています。

UPした写真の右下に、マンガのコマ割りを表したような白い枠がありますよね?
Pluto201.png ←これです

舞台上にこの白い枠を1つずつバラバラにした形の
白いピースがいくつも登場するのですが
このピースが本当にいろいろな形に変化するのです。

あるときは一つずつバラバラに配置され、
各ピースにプロジェクションマッピングで浦沢さんのマンガが映し出されたり。
重ねられてその上に役者さんが乗ったと思ったら
今度は違う形に重ねられてお墓に見立てられたり。

この白いピースを動かすのが、白子(しろこ)のダンサーさん達です。
次はどの形にするのか覚えるのはもちろんのこと、
パーツを配置する位置までしっかり把握しておかないと
映像が投影できなくなってしまう。
見ていて驚く程、彼らの動きは本当にスバラしかったです。

正直言ってお話はやはり難しいと思うのですが、
こんな難しい作品を、新しい手法も取り入れつつ
あれだけの素晴らしい舞台に仕上げた
役者さん、スタッフのみなさんに脱帽です。

間違いなく今まで見た中で一番素晴らしい舞台でした!
機会があればぜひ見てみてください。
オススメです!

おまけ
個人的にはカーテンコールでの森山くんのお辞儀が気になっちゃった。
お辞儀というより前屈しているように見えちゃったもので…。
まぁ彼の照れかな?とは思いますが。

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舞台:ロンサムウェスト鑑賞 [映画・舞台]

舞台:ロンサムウェスト
会場は、新国立劇場小劇場。

出演は、
堤真一、瑛太、北村有起哉、そしてオーディションで選ばれた木下あかり の4名のみ。

最近堤さん熱はすっかり冷め気味なのですが、
瑛太くんに北村有起哉さんと気になる俳優さんが出演していたので、
舞台:ロンサムウェストを鑑賞してきました。

1時間40分、休憩なし。
席につくなり、「あれ、ここってこんなに椅子、ショボイんだっけ?」なんて思いつつも
舞台はスタート。

堤さんと瑛太くんは罵り合ったり殴り合いの喧嘩が絶えないほど
仲の悪い兄弟役。

劇中の言葉が下ネタ満載ですごかった。
Video shootが入ってWOWOWあたりでOAされないかな、
と期待しておりますが
ここまで言葉が汚いとOAも難しいかもしれません。
(面白いんですけどね…)

北村くんは兄弟を仲裁しつつもウジウジしている性格で
アル中になりかかっている神父の役。
酔っぱらった演技をしながらセリフをしゃべっているせいか、
最初聞き取れませんでした。

木下あかりちゃんは、ヘタではないんだろうけど
シロウトっぽさが抜けていない感じがしてしまった。

堤さんの演技が良かったのはいつものことですが、
意外な発見だったのは瑛太くん。

彼の声、非常にとおって、めちゃめちゃセリフが聞きやすい。
ドラマの印象が強い瑛太くんですが、非常に舞台映えする役者さんで、
当初思っていたよりも演技が上手でビックリしちゃいました。
最高の離婚で興味が湧いたのですが、今後も興味を持ち続けたい
俳優さんだなーと思いました。

全体的には面白い中にも切なさが残る、そんな作品で、
あっという間の1時間40分でした。


で、今回鑑賞中にビックリした初体験2点。

その1
舞台が始まって15分ぐらいしたところで、
音楽が大音量になるところがあったのですが、
後ろの列の方がいきなり結構な大声で隣の人に何か話し出した。
振り返ると40代ぐらいの女性の隣に70代の男性。

てっきり女性の連れで彼女のお父さんかと思ったのですが
話を聞いてみるとそうでもなさそう。

どうも初老の男性が隣の女性に触っているだかなんだかで、
女性が男性に文句を言っている様子。

男性の方はそんなことしていないと言い返し、音楽の間ずっと
2人で言い合いをしていたのですが、音楽がフェードアウトしたところで
女性が吐いた捨てゼリフがすごかった。


「死ねばいいのに」


最高の離婚の真木よう子かよ!

って突っ込みをいれたくなるほど、ビックリしちゃいました。
いくら腹が立ったとはいえ、知らない人にそんなセリフ言います?
(もちろん知ってる人にも言ったことないけどね。)

舞台終了後、その言い合いをしていた2人の後ろにいた人達
(私からは2列後ろの方々)が話しているのを聞いたのですが
「あれは被害妄想って感じだったよねー。隣の男性がかわいそうだったよ。」と
おっしゃってました。

私は直接何かしているのを見たわけじゃないので
真意の程はわかりませんがね…。


その2
舞台も終盤にかかったころ。
後ろからずっと「ピリピリ ピリ ピリ ピリ」と音が聞こえるのです。
飴の紙でも剥いているんでしょうが、いつまでたっても音が鳴りやまない。

これまでもたまに鑑賞中に音がするときもありますが、
そんなときは後ろを振り返ると音が止むのが普通。

ですがこの方、振り返ってもまだピリピリ音をさせてます。
あんまり気になったので、これ見よがしに何度も後ろを振り返ってやったのですが
一向に止める気配なし。
5分ぐらいずっとピリピリやってたかなー。

もぅー、ふざんけんなよー!というぐらい集中力を削がれました。

ダンナもものすごーく気になったみたいで、
何回も後ろを振り返っていたのですがまったく効果ナシでした。
後で、「もう少し続くようなら、「静かにしてくれ」って言いそうだった」って言ってた。

咳しているわけでもないのに舞台中に飴なめる必要ありますかね?
飴なめてもいいけど、紙をむくのに音がしないものを持ってきてくれよー!

お願いですから舞台中はお静かにお願いします、ホント。
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